コピーライティングの型5選をプロが解説【知識から活かし方まで】

コピーライティング 型
コピーライティングや文章術を勉強しているけど、文章を書くことに苦手意識があって、何をどういう順番で書いていけばいいのか分からない。

文章に苦手意識があるし、国語の成績も良くないから書ける自信がない

そこまで文章が上手に書けなくても、それなりの形になるような型があるなら知りたい。上手にブログの文章や商品を売るためのセールスライティングが上手になりたい。

こういった疑問に
お答えしていきます。

この記事をご覧いただくことで、

 

  • 文章を書くことへの苦手意識がなくなります。
  • 質問に答えるような感覚でスラスラ文章を書けるようになります。
  • 何をどういう順番で書けばいいのか分かるようになり、今日からでも人に伝わる、わかりやすい文章が書けるようになります。

 

興味がある方は、私のプロフィール
ご覧いただければと思いますが、

この記事を書いている私は、コピーライティングのプロとして
現時点で10年間くらい文章を書き続けてきました。

ゼロからサイトを立ち上げ、約36万PV以上のサイトを作成してチームを組み、SEOライティングのご指導をしたり、セールスライターとして、セミナーページや商品ページの作成をしてきました。(一部報酬を記載いたします。)

(アナリティクスの規約上PV数のみで失礼します。)

ということで、コピーライティングの型について
今日はお話をしていきます。

*この記事は5分くらいで読み終わります。
あなたの時間を無駄にしませんのでご安心ください。

1:鉄板のコピーライティングの型5選

コピーライティングの型には、鉄板として使われる
5つの型がありますので、1つずつご紹介していきます。

1-1:PASONA(パソナ)の法則

こちらは、ビジネスの世界でも有名な神田昌典さんが
提唱されているコピーライティングの型になります。

コピーライティングの世界では、有名な型になりますので
迷われた時は、こちらの方をまずは使ってみてください。

次のような文章の型で構成されています。

  • 「Problem(問題点を伝える)」
  • 「Agitation(指摘してあおる)」
  • 「Solution(解決策を提案する)」
  • 「Narrow down(今すぐ行動すべき理由を伝える)」
  • 「Action(具体的な行動ステップを伝える)」

このような順番になります。

例えば、具体例をあげますと
(例なので、簡単に書きます。)

P:(問題点を伝える)
「老後生活の対策はしていますか?」

A:(指摘してあおる)
「年金の支給額も下がる可能性もありますし、仮に65歳から100歳までですと35年と設定した場合、月20万生活費がかかるとするなら、8400万必要になります。もし、あなたの年金が少ない場合や、貯金が少ないのでしたら、老後破綻の可能性もありますよ。」

SO:(解決策を提案する)
「今のうちから積立投資をしたり、自分で稼ぐ方法を副業で始めた方が将来、自分のためになると思います。」

N:(今すぐ行動すべき理由を伝える)
「将来設計のための勉強会を行います。ただし30名限定です。」

A:(具体的な行動ステップを伝える)
「もうすぐ定員になりますので、今すぐご参加ください。」

となります。

一度、あなたが書こうとしているジャンルに
置き換えて、やってみてください。
何事も練習です。

1-2:新PASONA(パソナ)の法則

新PASONA(パソナ)の法則は、
消費行動に共感が加わった

新しい型になります。

ただ指摘してあおるのでは
誤解が生まれるので、
それをなくすために生まれたものです。

次のような文章の型で構成されています。

  • 「Problem(問題点を伝える)」
  • 「Affinity(親近感)」
  • 「Solution(解決策)」
  • 「Offer(提案)」
  • 「Narrow down(今すぐ行動すべき理由を伝える)」
  • 「Action(具体的な行動ステップを伝える)」

このような順番になります。

具体的な例を書きますと
(こちらも簡単に書きます。)

P:(問題点を伝える)
「太った体が原因で嫌な思いをしていませんか?」

A:(共感する)
「私も以前デブだと馬鹿にされていました。」

S:(解決策)
「1日5分で解消できます。それは自宅で出来る運動です。」

O:(提案する)
「私の筋トレ方法をモニターとして試してみませんか?」

N:(今すぐ行動すべき理由を伝える)
「ただし、最初に参加された10名様限定となります。」

A:(具体的な行動ステップを伝える)
「無料モニターキャンペーンは、10名様限定で今回限りです。
 お早めにお申し込みください。」

となります。

1-3:AIDMA(アイドマ)の法則

AIDMA(アイドマ)の法則とは、

  • Attention(注意を引き)
  • Interest(興味を持たせ)
  • Desire(欲求を刺激して)
  • Memory(気持ちを呼び起こし)
  • Action(行動を促す)

の頭文字を取ったもので、アメリカのサミュエル・ローランド・ホールさんが1920年代に提唱した「消費行動」に沿った文章構成です。

古い型だと思われるかもしれませんが、人間の行動心理はいつの時代も大きく変わらないため、今でも十分に文章の型として使えます。

私達は、商品やサービスを購入する時も、

「知る→興味を持つ→欲しいと感じる→記憶する→購入する」という過程を踏んでいますよね。

実際に具体的な例を書きますね。
(長くなるので、簡単に書きます。)

A:(注意を引き知ってもらう)
「無名な主婦や大学生が億万長者に!」

I:(興味を持たせ)
「投資のプロがあなたに具体的なお金儲けの方法をお伝えしますので、あなたもお金持ちになってセミリタイヤできます!」

D:(欲求を刺激して)
「今なら10名様限定で投資金をプレゼント!」

M:(気持ちを呼び起こし)
「さらに参加費を稼げなければ全額返金保証」

A:(行動を促す)
「詳しくはこちらのフリーダイヤルへお電話ください。」

いかにも怪しいですが、わかりやすく書くとこんな感じです。笑
ネット広告とか、テレビの通販とかもこんな感じですよね。

それでは、次の型をご紹介します。

1-4:AISAS(アイサス)の法則

次にご紹介するのがAISAS(アイサス)の法則です。
インターネットでSNSが当たり前の時代になってから
AIDMAが「AISAS」になったと言われています。

文章の型はこちらになります。

  • Attention(注目・認知)
  • Interest(興味・関心)
  • Search(検索)
  • Action(購買)
  • Share(共有)

具体例を書きますと

A:(注意を引き知ってもらう)
「体重90キロから、わずか3ヶ月で20キロのダイエットに成功!」

I:(興味を持たせ)
「しかもダイエットの方法は、1日3回サプリを飲むだけ」

S:(検索)
「本当かなーと思って買い手が調べて情報を集める」

A:(行動)
「情報を集めた買い手が購入する」

S:(共有)
「友達やインターネットとかで買ったものを共有する」

という流れになります。

少しブログとかでは、使いづらい型ですが、
こういった文章の型も知っておくと後から応用できますので
読み手の購買心理の流れとして知っておきましょう。

1-5:QUEST(クエスト)の法則

次にご紹介するのは、QUEST(クエスト)の法則です。
業界では、クエストフォーミュラと呼ばれています。

とても代表的なコピーライティングの型ですので
こちらもテンプレートとして覚えておきましょう。

文章の構成は、次のようになります。

  • 「Q:Qualify(絞り込む)」
  • 「U:Understand(共感する)」
  • 「E:Educate(啓発する)」
  • 「S:Stimulate(興奮させる)」
  • 「T:Transition(変化させる)」

具体的な例はこちらになります。

Q:絞り込む(読み手を特定し、問題を自覚させる)
「告白に失敗したけど、どうしても好きな人を諦められないあなたへ」

U:共感する(問題に共感して、痛みを強調する)
「私も過去の勇気を出して告白したら鼻で笑われたけど、どうしても諦めることができずにうつ病寸前までいきましたので、あなたの気持ちは痛いほどわかります。」

E:啓発する(信頼できる証拠を出して、解決策を伝える)
「実は、2回目の告白を成功させる方法があります。それは●●です。」

S:興奮させる(メリットを伝え、解決策を手に入れる方法を伝える)
「あなたは好きな人のことを諦める必要はないのです。その方法をあなたにお伝えします。」

T:変化させる(今から取るべき具体的な方法を伝える)
「3ヶ月後には、2回目の告白を成功させて幸せな時間を過ごせるようになります。今すぐ私の方法を実践してください。」

という流れになります。

2:【おまけ】4つの学習タイプに沿った文章作成の方法

私もよく使うのですが、
4つの学習タイプという型があります。

この学習タイプを知っておくと
コピーライティングの文章スキルの幅が広がります。

なぜなら、ハーバード大学の研究ですと、
人間の学習タイプは、4つのタイプに分けられることがわかっており、この順番で書くと全ての人間のタイプに当てはまった伝え方が出来るということが、わかっているからです。

この4つの学習タイプを使う時の
文章の型はこちらになります。

 

  1. なぜタイプ
  2. 何タイプ
  3. どうやってタイプ
  4. アクション(今すぐ)タイプ

 

では、それぞれのタイプについて説明します。

なぜタイプの人は
「メリット・デメリットが気になる人」で
理由を知りたいタイプです。

何タイプは、理論、理屈にこだわる人です。
理屈、理論、実績の証明が気になる人ですね。

どうやってタイプは、やり方や具体的な方法を知りたいタイプです。
どういう手順で、何をやればいいのか?
という具体的なステップを知りたい人ですね。

今すぐタイプの人は、とりあえず行動してから考える人です。
体験談などが好きな傾向にあります。

具体例を書きますと

1:なぜタイプ

「コピーライティングの型を学ぶと文章の苦手意識がなくなり、書く時に迷いがなくなります。逆にコピーライティングの型を知らなければ、パソコンの前で何時間も書けない状態が続きます。」

2:何タイプ

「コピーライティングの型や法則は、昔からマーケティングの世界やテレビ通販、商品の販売ページなどに使われてきた人間の購買心理に 沿った内容ですので、今でも使うことができます。それでは、こちらに代表的なコピーライティングの型をご紹介いたします。」

3:どうやってタイプ

「ステップ1でコピーライティングの型を学びましょう。そして、ステップ2で型を真似しながら文章を書いてください。」

4:今すぐタイプ
「この記事を読み終えたら、早速、型に沿って文章を書いてみてださい。」

このように1から順番に書いていきます。
あとこのマインドマップとか凄いわかりやすいと思います。

3:まずは型を真似して実際に書いてみる

知識を得るばかりでは意味がありません。

大事なことは実際に書いてみることです。

ダイエットでも筋トレでもそうですが、
知識を得ても実際に行動しなければ、
何も結果を得られませんよね?

今回のコピーライティングの型に沿って書けば、
多少、慣れていなくても、上手な文章を書けなくても
質問に答えるような形で文章を書くことができます。

私も国語の成績は優秀ではありませんでしたし、
小説のようなキレイな文章を書けるわけではありません。

ですが、コピーライティングは、しっかり勉強して
実践すれば書けるようになりますし、
収入を得ることも可能です。

最後に大事なポイントをお伝えします。

4:コピーライティングで最も重要なポイント

結論から言って、コピーライティングで大事なことは
リサーチになります。

商品を売るにしても、人に伝えるにしても
何も知らなければ、書くことはできません。

なので、しっかりと文章で読んでくれる人の
役に立つようにリサーチをしましょう。

何で悩んでいるのか?
どんな結果が得たいのか?
どんな方法を知りたいのか?

あなたは、コピーライティングの型や
テンプレートを知りたくて

この記事を読んでくれているはずですよね。

恋愛に例えるなら、恋人の欲しいものや好みとかも
付き合いたいと思う相手なら、質問をしたりして
リサーチをしますよね?

好きな食べ物とか、好みの服装とか
どういった趣味があるのか?
デートをするなら、どこが喜んでくれるのか?

を考えてリサーチされると思います。

それと同じことなのです。

リサーチさえできれば
今回の記事でご紹介した
コピーライティングの型を使えば
文章を書くことは、以前より簡単になります。

あなたが文章を通して伝えたいことが
どんな人の役に立つのか?
価値を感じてもらえるのか?

それをリサーチしていただければと思います。

まとめ:コピーライティングの型を知ったら実際に書いてみよう。

今回の記事のポイントをまとめます。

  • コピーライティングの型には代表的な5つの型がある
  • AIDMAの法則
  • AISASの法則
  • PASONAの法則
  • 新PASONAの法則
  • QUESTの法則
  • コピーライティングで大事なのはリサーチ
  • まずは、型を真似して実際に書いてみる

要するにリサーチして型を見ながら
真似して書いてみましょう。

ということです。

というわけで今回は以上になります。

コピーライティングの型を知ることで
確実に文章の苦手意識がなくなり、

前より書くことが楽しくなってくると思いますので
ぜひ、実際に書かれてみてくださいね。

文章を書くことが好きでしたら
コピーライティングは、あなたの人生を変えてくれる
スキルになりますので、時間とお金をかけて
学ぶ価値があるものだと断言できます。

楽しみながら一緒に頑張りましょう。

また、初心者向けですが、
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