という疑問にお答えしていきます。
- セールスレターの写経をしても意味がない理由とは?
- 写経する前にやるべき事とは?
- 写経は手書きですべきか?
- セールスレターを写経する時の3つのポイント
- 写経にオススメのセールスレター
こんにちは、佐藤です。僕はWEBマーケティングとコピーライティングを収入の柱として生活していますが、2009年からずっと文章を書き続けてきました。(詳しいプロフィールはこちら)
セールスレターの写経は、僕ももちろん経験していますが、間違った写経をしてしまうと本当に無駄な時間を過ごす事になります。この記事で解説していきたいと思います。
それでは、早速ご覧ください。
セールスレターの写経をしても意味がない理由とは?
セールスレターの写経はすべきだ!とよく言われていますが、間違えるとただ疲れるだけの行為になります。
言葉を選ばずに言えば、時間と労力の無駄遣いで、下手したら成長を感じられないので、コピーライティングをキライになります。
コピーライティングに関する基礎知識がない状態や思考停止状態で、ただ写経だけしてもスキルも上がらないし成長を感じる実感がないから事務作業みたいで楽しくないからです。
例えば何も考えずにコンビニのレジ打ちをしているのと、「今日はいつもの常連さんに話かけてコミュニケーションの練習をしよう」と考えているレジ打ちでは、成長のスピードが全然違うことはイメージ出来ると思います。
つまり基礎知識も目的意識もないセールスレターやメルマガの写経をしても、意味がないということです。それでしたら、また本を読みながらブログを書いている方がよっぽど成長できます。
セールスレターの写経の前に読むべきオススメ本【厳選4冊】
基礎知識がない状態では、いくら売れているセールスレターや有名な人のブログやメルマガを写経しても意味がないので、まず本を読んで勉強しましょう。
コピーライティングやセールスレターは人間の欲や恐怖を理解していなければ、人を行動させる文章や売れるセールスレターを書くことは出来ないからです。
例えば、LF8(ライフフォース8)というのがあります。
LF8は心理学コンサルタントのルー・エリック・ホイットマン氏が『クロージングの心理技術21』や『現代広告の心理技術101』でも紹介しているものです。
人間が生まれながらに持ってる8つの欲求のことです。下記に引用しておきます。
- 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
- 食べ物、飲み物を味わいたい
- 恐怖、痛み、危険を免れたい
- 性的に交わりたい。
- 快適に暮らしたい。
- 他人に優り、世の中に後れを取りたくない。
- 愛する人を気遣い、守りたい。
- 社会的に認められたい。
「現代広告の心理技術101」から引用
人間の心理やセールスレターに使われる型を知った状態で写経をすると、売れているセールスレターの型や表現の意味を理解しやすくなりますので、まずは本を読みながら写経した方がいいと思います。
また、初心者の方にオススメする本を厳選するとこちらの4冊も読んでおきましょう。
セールスライティング・ハンドブック
ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人
10倍売れるWebコピーライティング
コピーライティングの型とセールスレターの構成についてはこちらにまとめていますので合わせて読んでおきましょう。
→ コピーライティングの型5選をプロが解説【知識から活かし方まで】
写経は手書きですべきか?
結論から言うと手書きじゃなくて良いと思っています。
理由は3つあります。
- 手書きよりパソコンで写経した方が効率が良く感覚を早くつかめる
- 手書きよりパソコンのワードで写経した方が楽しい(重要)
- 文字のフォントの大きさなどの感覚がつかめるから
私も手書きで行いましたが、写経に投資した時間に対してまったく成長を感じなかったのと、手書きで書く事よりパソコンのワードで写経した方が早く感覚をつかめたからです。
個人的な感情も含めると手書きの写経をやっていると、コピーライティングが嫌いになりそうだったのもあります。(まったく効率的じゃなかったので。笑)
また、写経は句読点や改行、文字の大きさ、色も完璧にマネするものなので、オリジナルと写経したものをパソコンの画面上で見比べることが出来なければいけません。
つまり、セールスレターの写経なら、同じパソコンで行った方が理にかなっていると思います。
確かに紙媒体のチラシとかPOP広告など、手書きの広告に対してだったら手書きのコピーの感覚を養うために手書きの写経の方が良いと思います。
しかし、インターネット上のコピーを手書きで書く意味は個人的には全く感じられませんでしたし、パソコンのワードの方が練習も楽しく成長も早く感じたので、個人的にはパソコンのワードで写経することをオススメします。
セールスレターを写経する時の3つのポイント
写経をする時のポイントは
- あなたの業界で売れているセールスレターを選ぶこと
- 改行・句読点・文字の大きさなども完璧にマネすること
- 写経だけでなく、実践も意識すること
になります。
順番に解説していきます。
あなたの業界で売れているセールスレターを選ぶこと
売れているセールスレターを写経することが大事です。
当然と言えば当然ですが、売れていないセールスレターを写経しても、売れないセールスレターを作るスキルが上がりますので、意味がないからです。
売れているセールスレターを見つけるポイントは広告がずっと出しているレターを見つけることです。広告を出し続けているということは利益が出ている可能性が高いからです。
GoogleやYahooで検索して最低でも3ヶ月は出している広告を見つけましょう。またFacebook広告などからも探すように常にアンテナを貼りましょう。
また、「ランディングページ集めました」のサイトでは、かなりの数のLPが業界別にストックされているのでオススメです。
改行・句読点・文字の大きさなども完璧にマネすること
写経する際は、完璧にマネすることが大事です。
完璧にマネし続けることで改行や句読点、文字の大きさなどを感覚で掴むことが出来ますので、セールスレターを書く時、ブログで販売ページを書く時に無意識で売れる文章を書ける可能性が高くなるからです。
ですので、必ず文字の色も含めて完璧にマネすることを心がけてください。
写経だけでなく、実践も意識すること
たまに「ずっと写経しています。」と相談を受けますが、実践しなければ収入にはなりません。セールスレターを書く目的は売上をあげることです。
ですので、セールスレターを3本くらい写経したらランサーズやクラウドワークスで仕事を取ったり、自分の商品やサービスなどをブログで実際にセールスライティングをすることが重要になります。
割合的には2割は写経・勉強して、8割は実践することを意識しましょう。
まとめ
最後にまとめます。
- 写経する前にコピーライティングの基礎知識を学ぶこと
- 写経は完璧に行うこと
- 写経は2割、実践8割を意識すること
- 売れているセールスレターを写経すること
アウトプットには、ランサーズやクラウドワークスで仕事を取って実践形式で行うか、ブログ等で自分のサービスのセールスレターを書くことが一番上達の近道ですので、練習ばかりではなく実践ベースで行動する事を意識していきましょう。
セールスレターの作り方や書き方、作成ソフトについては、下記の記事でまとめていますので、実践していく際の参考にしてください。
→ 【収益UP】セールスレターの作り方【ソフトと具体的な手順を解説】
→ 【初心者にもおすすめ】セールスレター作成ツールまとめ【実例付き】